私達開発者は何を開発しているのか?

ウェブサービスやスマホアプリにはその時々で形がありますが、その形は日々変化、進化 (あるいは退化) します。

変化の背景は様々です。新規の顧客を獲得するため、既存の顧客とのエンゲージメントを強化するため、など、いずれにしても、ウェブサービスやスマホアプリを進化させ、ビジネスを拡大していくためには、変化を繰り返していく必要があります。

私達は開発者であり、かつ優れた開発者たらんとしていますが、こうした時流の中で、第三者に決められた 「モノ」 をただ単に開発する、ということは、最低限できて当たり前のことであり、私達を差別化する付加価値にはなり得ません。

私達が開発者として向き合うものは、事前に決められていない 「変化」 です。私達は進化に導く正しい 「変化」 の形を探し、仮定するところから始めて、仮定したらそれを素早く実現し、検証しなければなりません。開発するべきものは正しい 「変化」 です。そしてこれを体系立てて、品質とスピードを維持しながら回していくノウハウこそが、付加価値の一つであると考えています。

ウェブサービスやスマホアプリが死に至る原因は、ほぼ全て 「変化しなかった」「変化したが進化でなかった」「変化するスピードが足りなかった」 のいずれかです。最初から完璧なプロダクトなど望みようもないので当然のことですが、私達開発者はこの死に至るパターンに陥るのを全力で防がなければなりません。

私が受託開発の商談で初めてお客様と会ってお話しする時、私がプロダクトそのものの話だけでなくプロダクトを開発するに至った背景やビジネスの状況のヒアリングに時間を割いていると、稀に怪訝な顔をされるお客様がいらっしゃいます。ここまで読み進めていただいた方にはお分かりかと思いますが、私からすると、既にその時点で開発者として、ただ単に開発する以上に何ができるのか、探しているのです。



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