経営者としての仕組みづくりと態度

私の経営者としての使命は、売り上げを立て、サービスを当ててユーザーを喜ばせ、スタッフに働きやすい環境と働きがいを提供する、この 3 つです。

最近、といっても随分前からですが、この使命について深く思うところがあり、社内の仕組みを少しづつ変えていっています。その結果、最近は社内の雰囲気が少しづつ変わってきたと感じられるようになりました。

具体的には、次のように仕組みを変えています。

 

在宅勤務

おさらいですが、ハートレイルズでは全スタッフに在宅勤務を許可しています。これは以前も現在も変わりありません。(在宅勤務を強制している訳ではありません。)

日報

3arrows での日報を全スタッフに課しています。以前は日報は重視していませんでしたが、現在はスタッフの働かなさすぎ、特に働きすぎをチェックしています。

週報

2 週間に 1 回の頻度で、全スタッフでランチミーティングをしています。以前は忙しい時には週報をスキップしたり、夜のミーティングをしたりしていましたが、最近は週報をスキップすることは止め、ランチが難しい場合には skype でミーティングをするようになりました。また、夜にミーティングをすることは一切なくなりました。

個別面談

以前は一切実施していませんでしたが、4 半期に 1 回の頻度で、全スタッフと個別面談を実施するようになりました。これは評価のための面談ではなく、スタッフの不満や要望を収集し、次の 4 半期に反映、少しづつ様々な環境を改善するための面談です。

行事/レクリエーション

可能な範囲で、社内の行事 (歓迎会/送別会等)、各種レクリエーションを、業務時間内で催すようにしました。

開発合宿

ハートレイルズではたまに開発合宿を実施していますが、休日に実施することはなくなり、全て平日に実施するようになりました。

給与

こればかりは売り上げを源泉としているため、売り上げ以上の給与は出せないのですが、それでも以前よりは出せるようになりました。これは一重に個々のスタッフの尽力のおかげです。

 

また、私自身の問題として、私は元々怒りっぽい方では全くありませんが、以前はスタッフが自分の思うように働いてくれない、また、スタッフが自分の思うような結果を出してくれないことに対して、多少イライラしたりすることがありました。

現在はイライラが全くないか、というとまだまだ精進しきれていない部分もあるかもしれませんが、スタッフが自分の思うように働いてくれない、という考え方自体が、私の奢りであり、改めなくてはならない点であると、最近は強く自省しています。

私は他の人をグイグイ引っ張っていくような、いわゆるリーダーシップに富んだ人間ではありません。それは経営者としてどうよ?、という話はあるかもしれませんが、いまさら人格を変えることもできないので、それで良いと思っています。また、何より、私がそういうリーダーシップに富んだ人間に付いていくことが苦手なのです。

そんな私が、スタッフが自分の思うように働いてくれなくてイライラするなどというのは、滑稽というか、愚かですよね。

だから私はそんな時、あるいはいつでも、誠意と謝意を持ってスタッフと対話するよう、心掛けています。そしてそんな時には、もちろん、スタッフにも誠意を求めます。誠意と誠意の対話のみが信頼を生み、信頼があらゆる意味で物事をプラスの方向に動かすからです。

以前にも増してそう心掛けることで、相対的にイライラする衝動が失せました。

 

上記のようなワークライフバランスを重視した仕組みの変化や、誠意と謝意の循環が、スタッフに働きやすい環境と働きがいを提供する、という使命の達成への、礎となることを信じています。また、それは同時に、他の 2 つの使命の達成への礎にもなるはずです。

私はまだ経営者として 5 年と少しのひよっこですが、これからも色々な物事を吸収して、全力で走り続けていく所存です。また、最近ご無沙汰の自社サービスも近日中に色々なものをご紹介できると思いますので、これからのハートレイルズにどうぞご期待ください。



この記事を気に入ってくださった方は、ぜひいいね!していただけますと幸いです。

記事をはてなブックマークに追加

ハートレイルズのファンページはこちら。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ハートレイルズでは現在、新規のウェブサービス、スマートフォンアプリの受託開発、あるいは開発コンサルティング (顧問) 案件を絶賛募集中です。どうぞお気軽にご相談ください!

“経営者としての仕組みづくりと態度” への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です