SocialWeb Japan での発表資料とその補足

昨日は SocialWeb Japan で OpenSocial Host (OSH) の発表をさせていただきました。参加できなかった方の為に発表資料の URL をここでお知らせしておきます。

SocialWeb Japan
OpenSocial Host (OSH) の発表資料

また、口頭でいくつかの重要なポイントを言い忘れ、かつ資料にも書き忘れてしまったので、下記に補足させていただきます。(グダグダですいません。。。最近は一人デスマ状態で色々とテンパっていました。。。)

(1) OSH はローカル環境での開発にも対応しています!

もちろん、OSDE 等でもゴリゴリ使えます!

(2) OSH の API は OpenSocial に特有の仕組みを隠蔽します!

OpenSocial に特有の署名付きリクエストや RESTful API への対応は、全て OSH の提供する API の中で暗黙的に処理されます。そのため、ユーザーは JavaScript のプログラミング以外に何か複雑なことを覚えたり、例えば OAuth の実装を用意したりする必要はありません。

(3) サーバーサイド JavaScript は便利です!

サーバーサイド JavaScript の部分は我ながらかなり説明不足だったのですが、OSH のサーバーサイド JavaScript 実行環境では外部の JavaScript の読み込みが可能です。jQuery などの汎用的なライブラリはもちろんのこと、Google の JavaScript API 群をロードして (サーバーサイドで) 実行することもできます。また、いわゆる Ajax リクエストはクロスドメインの制約なく送信することが可能で、例えば外部のウェブサイトのスクレイピング等も JavaScript の DOM 操作のみで実行することができます。

ハートレイルズでは EC2 や GAE の運用代行も CloudSpace というサービスの下で請け負っていますが、とにかく従来のサーバーの延長線上でアプリを開発されたい場合は EC2、JavaScript が好きだったり、あるいは面倒なことはせずに小中規模のアプリを高速開発されたい場合は OpenSocial Host、それ以外のケースで Python もしくは Java に抵抗がなければ GAE、といった風に、目的や用途に応じて利用するプラットフォームをうまく使い分けることがおススメです。

以上、今後も OSH は地道に拡張していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!



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