最近流行っているいじめ報道。先程も、あるキー局で報道していました。
言うまでもなく、いじめという言葉はあまりにも広義です。なので、この言葉に関する議論となると、捕らえ方の違いからか、焦点の定まらない議論となってしまうことが多いようです。
多対一の状況下で、一人の人間に対して、暴行、あるいは精神的苦痛を継続的に与えること。これは、犯罪行為に他なりません。ただし、学校という閉鎖空間では、この犯罪行為さえ、いじめという言葉に丸め込まれてしまう可能性があります。
犯罪行為に対しては、その防止のための監視と、犯したものへの制裁が必要ですが、その両方が欠けている今の学校のシステムでは、いじめを減らすことは難しいでしょう。全てを先生や親のせいにしても、何も解決することはできません。
そこで私は、学校内外、およびその周辺地域への監視カメラの導入と、学外はもとより、学内で起きた犯罪行為に対する制裁の徹底、この二つを提案します。
(誰に提案するの?という質問は、ここでは置いておいてください^^)
監視されるのは気持ち悪い、という印象を持たれるかもしれませんが、今やコンビニの中だってデパートの中だって監視されています。一昔よりも先生の”権力”が弱くなってしまった今、学校という、日本の中でも極めて閉鎖性が高いであろう空間に、何のチェック機構も導入していない方が、むしろ不自然ではないかと思うのです。
(もちろん、本来ならこのようなやり方は歓迎されるべきではありませんが。。。)
また、私は正直、自分の善悪の判断がどのような過程で形成されたのか把握できていませんが、悪いことをしてもそれが見過ごされる空間に身を置き勉強するということは、子供の教育上決して良くないでしょう。そういう意味でも、悪いことをしたら、それに対するペナルティを受ける、といった社会のルールを、学校内においても浸透させるべきだと思います。
参考 URL
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061107k0000m040168000c.html