[メモ] PS3, Cell。
発売直後のブーム(主に転売層)はどこへやら、今やどこに行っても「在庫余ってます」状態のPS3。Xbox360にはソフトの開発環境、ハードのトータルバランスとグラフィック性能、ゲームのラインナップ、オンラインサービス、発売時期と販売価格で後れを取り、Wiiに対しては目新しさとライトユーザーへの訴求力、ブランド力、ソフトの開発環境、ゲームのラインナップ、後方互換性、ハードのコンパクトさと販売価格で負けているという、かなり厳しい状況だ。初代R-TYPEで例えれば、七面後半で被弾して復活できずに苦しんでいるあたりだろうか。ここから復活できれば文句なく凄いのだけれど。
■ MITのマルチコアプログラミングの授業
PS3名物、Cellプロセッサを用いたMITのMulticore Programming講義の資料。Concurrent Programmingの基礎から説明されており、かなり分かりやすそう。Cell自体もまあ面白そうだし、一部の用途には恐ろしく速そうだが、SPUのLocal Storeの容量が256KBしかないのは痛い。コードとデータ合わせて256KBに収まる処理を複数のSPUに割り振って最適化、何てことを趣味や洒落でならともかく、仕事として強要されているゲームプログラマには心から同情する。
■ PS3 Linux Information Site
デスクトップ機としてもサーバーとしても明らかに向いてなさそうなPS3でLinux、という好事家向けの情報サイト。GPUが扱えないらしいのはちょっと残念。非対称型マルチプロセッサのプログラミングができるオモチャとして以外の有用な使い道は無さそうだけど、PS3(60G)が2万代で投げ売りされるようになったら試してみたい。
■ PS3の日本出荷台数が100万台達成!
生産出荷台数100万台を達成、ただしソースはソニー。はてなによれば、「生産出荷台数」とは、
生産拠点から出荷した台数を指す。
販売店に出荷された台数ではないので注意。
主に農家とソニーが使う。
とのこと。まあ本体の台数を生産出荷量で発表するのはいつものことだけど、今回はソフトも併せて発表。
PS3用ソフトに関しては、2006年12月末の時点で、累計生産出荷数量が日米合計500万本を突破。
そんなにどこに売る気だろう。欧州?
■ PS3のソフトがTOP20に入ったら喋れるスレ
それだと誰も喋れない。