[CD] “Veronica Guerin” (Soundtrack)
麻薬組織を敵に回して殺されたアイランドのジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリン。その伝記映画『ヴェロニカ・ゲリン』が何年か前にあったのだけど、地味な上に暗い作品で、それ自体はあまり印象に残るものではなかった。しかし、そこで使われていたサウンドトラックが非常に美しく、本編の内容よりもむしろ「サントラが良い映画」として記憶に残っていた(本編はまあ、割と良い佳作だったような気がする)。
主題曲を歌うシニード・オコナーの1曲目、15曲目が良いのは当然として、少年の一見拙そうなアカペラから展開する11曲目、”Bad News”も一聴の価値あり。歌以外も静かで綺麗系のアイルランド的楽曲で統一されており、普通にヒーリングCDとしても聴けるアルバムだと思う。リアル店舗ではそうそう置いてなさそうだが、とりあえず米アマゾンで視聴できるようだ。
Veronica Guerin (Original Soundtrack)
Harry Gregson-Williams (作曲)
Harry / Horn, Trevor / Marsh, Hugh / Ca Gregson-Williams (作曲)
Harry / Marsh, Hugh / Cassidy, Patrick Gregson-Williams (作曲)
Kim Carroll (Guitar)
Peter Distefano (Guitar)