『愛の夢』の終わりと、次の曲を。

 出来の善し悪しはさておき、とりあえず披露宴での『愛の夢 第3番』も無事に終了。細かいミスを挙げればきりがないけど、致命的なミスは無く、難しい部分も概ね誤魔化せたと思う(難所の半音ずらし下降も幾つか音を飛ばして、まあ何とか)。

 で、ここしばらく『愛の夢』ばかりで食傷気味のため、そろそろ新しい曲を。とりあえず題名だけ見て気になっていた、エリック・サティの『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』といった曲を調べていくと、こんなサイトに漂着。

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 ベートーベンの『作品が出来上がった、金を調達しろ』や、モーツァルトの『俺の尻をなめろ』、シューベルト『骨壷に近寄るな』等の、知的好奇心を刺激するタイトルがたくさん。ヨハン・シュトラウス二世の『訴訟ポルカ』なんて、椎名林檎にも負けていない。

 しかし個人的には、近代前衛音楽家オーンスタインの『飛行機に乗って自殺』が気になるところだ。「飛行機に乗っての自殺とはどのような方法だろうか? 服毒? それとも飛行機ごと墜落?」とか、「そもそも飛行機&自殺をどうやって音楽で表現するんだ?」とか、何かと興味は尽きない。

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 『飛行機に乗って自殺』の原題は”Suicide in an Airplane”。オーンスタインの公式サイトに、他の楽譜とともに置いてあった。実際のところ僕では弾けそうにない難易度だが、ちょっと譜読みしてみる分には面白いかも知れない。


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