[弾幕] Xbox360版『斑鳩』はもう間近……なのか?
March 29th, 2008冬の配信予定だったはずのXbox360版『斑鳩』。春が来ても何の音沙汰も無く、どうなっているか心配していたが、ここに来てようやく配信日が確定したらしい。具体的な日付は未公開ながら、4月9日との噂も。少なくともキャンセルになったわけではないようで、何よりだ。
冬の配信予定だったはずのXbox360版『斑鳩』。春が来ても何の音沙汰も無く、どうなっているか心配していたが、ここに来てようやく配信日が確定したらしい。具体的な日付は未公開ながら、4月9日との噂も。少なくともキャンセルになったわけではないようで、何よりだ。
トレイ・パーカー&マット・ストーンの手による類い希なるコメディ・アニメーション、『サウスパーク』。その余りに過激で下品なギャグに、「くだらない」という否定派と、「クソくだらない」という賛成派の両極端に分かれる。色々な意味で歴史に残りそうなこの作品が、ネットで全面公開されたようだ。
半信半疑で見に行ったら、本当に全エピソード(放送中の最新シーズンだけは数週間遅れで)が閲覧可能になっていて驚いた。日本では、地上波はもとより衛星でもなかなか放送されず、ほとんど諦めていたけど。こんなスマートな形で世界中にネット配信される日が来るとは。このクソくだらないアニメが、日本からでもオフィシャルサイトで普通に視聴できる。これは本当に素晴らしいことだ。
それにしても、既に 12 シーズンまで来ていたとは。11 シーズンを観てみたら何一つ変わってなくて、それにもちょっと驚いた。どうやら第 15 シーズンまでは決まっているようで、良識人の予想に反して意外な長寿番組となりそうだ。
エルモア・レナードの小説を古本で買ったら、こんな紙が栞がわりに挟んであった。
ベア2.7%で超低額て。トヨタや松下ですら賃上げ1000円とか言ってる今の時代からは、ちょっと考えられない数字だ。
さらにこんな記述も。
バブルまっただ中の1989年4月の、とある労組機関紙。氷河期以降の社会経験しか無い身としては、古代日本にはこんな時代もあったのか、という感じの文書でとても興味深い。
でも、よりによってなぜレナードの小説に。
偉大な作家がまた一人。ご冥福を。
春生まれの子ブタを屠殺から救うために奮闘する納屋の動物たちを描いた、純ハートウォーミング系の映画、『シャーロットのおくりもの』を。主演はクモのシャーロット(声はジュリア・ロバーツ!)で、助演にダコタ・ファニング。てっきりダコタ・ファニングが活躍して子ブタをなんとかする話だと思ってたら、全くと言っていいほどダコタは何もせず、納屋のクモとネズミがどうにかする、というストーリーだった。おとぎ話過ぎて大人向けとは言い難いが、ファミリー向け作品としての完成度は高く、映像的にも幾つか素晴らしいシーンがある。特にオープニングとエンディングの絵本風CGと、クモが巣を作るシーンは一見の価値あり。
他の作業中の裏で「ながら見」していたところ、エンディングでサラ・マクラクランの歌声が聞こえてきて一気に引き込まれた。サラ・マクラクランはもともと好きだったけど、その中でもこのエンディング曲 “Ordinary Miracle” はベストの一つに入る、メロディアスな一曲。歌詞も素晴らしい。今度サントラか何かを探してみよう。
Torからの配信、第四弾はメルセデス・ラッキーとジェームズ・マロールの “The Outstretched Shadow”。正統派ファンタジーもののようだけど、表紙からしてあまりにバタくさいので、これもパスかなあ。
The Outstretched Shadow: The Obsidian Trilogy, Book 1 (Obsidian Trilogy)
Mercedes Lackey (著)
James Mallory (著)
どうやらシリーズものの第一巻目のみ配布するという方針で確定っぽい。これだといよいよ Tor Horror からの配本は望めないか。
セガという会社が時々わからなくなる。こんなのを作っていたとは。
”Second Life” の亜流? と思いきや、ブラウザと連携する緩めのMMO RPGライクなアバターシステム、みたいなものらしい。今日たまたま “Second Life” をインストールして試してみたけど、”Second Life” の要求スペックやビジュアルや操作性や雰囲気には、ドバイの摩天楼よりも高い敷居を感じた。それに比べると、この「internet Adventure」はずっと手軽で馴染みやすそうに見える。ネットのブラウジングのついでにできる(むしろついででしかできない?)点もいい。”Second Life” に没頭していられるほど、ほとんどの人のファーストライフは暇じゃないだろうから。
構想通りに進めばそこそこ流行りそうな気もするが、セガなのと、「internet Adventure」という前世紀的なネーミングがやや不安。なんとなくWiiっぽいサービスなので、本当にうまくいけばWiiでも展開してPS3のHomeに対抗、なんてことになるかも。
Tor からの無料配信、三冊目は Robert Charles Wilson の “Spin”。って、2006年ヒューゴー受賞作じゃないか。こんな普通に売れていそうな本を無料で配って大丈夫なのだろうか。
Spin (Tor)
Robert Charles Wilson (著)
時間があれば読んでみたいが、まずは同じ作者の翻訳作品からかな。
このキャンペーンはあと九冊。どうやらシリーズものの第一巻が中心っぽいので、ホラー小説は望み薄だろうか。SFやファンタジーに比べると相対的にシリーズものが少ないので。
壁紙の配布も始めたらしい。内容は週替わりの模様。
「スク水シューティング」の二つ名を持つ縦スクロール・シューティングゲーム、『トリガーハート・エグゼリカ』が Xbox360 LiveArcade にて配信開始。800ゲイツポイント=約1200円。どうしてもやりたいわけではなかったが、『斑鳩』の配信を待ちきれず、つい購入してしまう。
内容はキャラ絵とは全く関係無く、割とスタンダードな縦スクロール型。ただ、敵をキャプチャーしてぶんぶん振り回して投げ飛ばせる点がユニーク。うまく敵に向かって投げ飛ばすのにちょっと慣れが要る以外は、すぐにすんなりプレイできる。当たり判定は小さめだが、Easy、Normal では弾幕というほどの弾数では無い (Hard はまだ未プレイ)。5面構成でボリュームがやや少ないのと、ボスに魅力を感じない点がマイナス。
完成度は決して低いわけではないが、傑作ではなく佳作どまりと言ったところ。まあ値段も安いので、このジャンルのゲーマーなら価格分は十二分に楽しめるだろう。それよりも、『斑鳩』は一体いつになるのだろうか。
Game*Sparkの“GDC 2008″レポーより。”Gears of War 2″ は順当に面白そうだから置いておくとして、新鋭の “Prototype” がなかなか凄そう。
コンセプトはともかくゲームとしては残念な出来だった “Crackdown” こと『ライオットアクト』に、『アサシンズ・クリード』級のグラフィックを併せて、アメコミ的アクションに残虐描写を加えて仕上げたような感じの、かなりの意欲作。グラフィックと演出に凝りすぎてゲーム性が置き去りにならないかどうかと、日本でこの描写のまま発売できるのかという点は心配だが、今年の注目すべき作品となりそうだ。