[ゲーム] Xbox 360 ソフトが Amazon ランキングを席巻!

April 13th, 2007

 家庭用ゲームソフト総合ランキングで、Xbox 360 用ソフトがベスト 10 中 8 本を占めるという、異常事態が発生。日本でこんな光景がみられるのは後にも先にも絶無だろうから、キャプチャ画面を (4/13 2:30 現在)。

http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/videogames/ref=pd_ts_c_th_more/249-5347425-5797916?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=right-5&pf_rd_r=0HKNNCBMP017F44KTPZ5&pf_rd_t=101&pf_rd_p=61249006&pf_rd_i=637394

 まあ要するに、価格の設定ミスで 1 円になってたソフトに、誰か(主に 2ch 方面)が突撃した結果、こうなったようだ。おそらく CSV か何かでデータをインポートした際に、フィールドが一つずれてたとかそういうミスなのだろう。データの上では相当量の在庫数があることになってるらしく(本当の値段の値が在庫数フィールドにずれこんだ?)、2ちゃんねらー達の大量注文を受けても、一向に在庫切れになる気配が無い。多分、と言うかまず間違いなく全キャンセル扱いになるだろうけど。朝になって事態を知った担当者が青ざめるのを想像すると、ちょっと気の毒になる。
 それにしても、このランキングで本当に恐ろしいのは、この状況下で通常価格にも関わらず二位をキープしていた『逆転裁判4』だと思う。そんなに売れてるのか……。

[本] “Nightmares & Fairytales”の新作が

April 12th, 2007

 Serena Valentino 原作、ゴス系でダークなおとぎ話の”Nightmares & Fairytales”の新作が、1年9ヶ月ぶりに発売に。

Nightmares & Fairytales 3: 1140 Rue Royale
Serena Valentino Crab Scrambly

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 と思ったら、作画が FSc じゃないなんて! あの人の絵が好きで買ってたんだけどなあ。

 FSc は、シンガポール人でありながら普通に冬コミに出典してたり(ゲスト・アーティストに吉崎観音や冬目景が!)、モーニング増刊に載ったりしていた、知る人ぞ知るコミック作家。ティム・バートンのアニメのデザインが好きな人なら、結構いける作風だと思う。とりあえずこの人のサイトの”muZz”は読んでおくべきかと。

http://www.fscwasteland.com/

[映画] 『リバティーン』

April 10th, 2007
リバティーン

リバティーン
ジョニー・デップ
ローレンス・ダンモア
サマンサ・モートン
HeartRails Graph

[映画] 『妖怪大戦争』

April 7th, 2007
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神木隆之介 三池崇史 宮迫博之

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[ネタ] “Impossible Field”

March 20th, 2007

 我が家のXbox360に、いつの間にか(と言うか多分初めから)adidasのCMムービーが入っていることに気づく。で、観てみると思いのほか凄くて、二重にびっくりした。サッカーのラインしかないフィールド上で繰り広げられる、ちょっとワイヤーアクション風味のデスマッチ。かっこいい。


Impossible field - Funny videos are here

[ピアノ][ネタ] Crazy Musical Scores.

March 14th, 2007

 テキスト版YouTubeを目指すScribdより、気狂い楽譜の詰め合わせを。デスワルツ、異次元ワルツ、他。

 デスワルツは前もどこかで見かけたけど、改めて見るとフォルテ×10とか”Moon-walk”とか”Have a nice day”とか、本当にろくでもない指示書きが満載。この中でも相対的にまともに見える4ページ目の曲も、よくよく見れば90日間休符なんてものが。演奏に639年かかるジョン・ケージの曲に比べれば3桁ほど短いけど、どちらにしても常軌を逸している。5ページ目の曲なんてもうどこから演奏するのかもよく分からない。

 変な楽譜集のサイト。楽譜というよりはもはやシュール系アート。

http://homepage1.nifty.com/iberia/score_gallery.htm

 演奏に639年かかる曲が、2001年から現在進行形で演奏中。その現在の音が聞けるサイト。

http://www.john-cage.halberstadt.de/new/index.php?seite=cdundtoene&l=e

 楽譜なんて読めない、という人には、「エリーゼのために」の弾き方が一目で分かる、”How to play Elise”をお勧めしたい。

[Web] O’Reilly - Safari Books Online - Video

March 6th, 2007

 ソフトウェア技術書のオンラインサービスとしては他の追随を許さないオライリーのSafari Books Online(次点でAmazon.comのeBooksあたり?)が、新たに動画コンテンツをライブラリに追加。これまでの有料コンテンツと同様の扱いで提供が始まった。

http://safari.oreilly.com/video

 フォーマットはQuickTimeで、それほど高画質ではないものの必要十分なレベル。提供元は技術系オンライン・ビデオ・トレーニング専門のlynda.com(それ以外のも無くはないけど、今のところほとんどlynda.comばかり)。

http://movielibrary.lynda.com/html/modPage.asp?ID=274

 ラインナップがGUIなツール、特にAdobeのソフトに偏っているが、GUIの場合は本で読むより画面上で動かしてみせてもらった方が手っ取り早いので、これはありだろう。lynda.com単体を購読するのはちょっと、というO’Reilly Safariユーザーを呼び込めるかも知れない。ビデオ・チュートリアルはオンライン・トレーニングとともにもっと進歩すべき分野だと思うので、これが少しでも流行の一助となって欲しいものだ。
 まあ、相変わらず英語オンリーなんだけど。

[本] Shel Silverstein, “Giving Tree”

March 5th, 2007

http://homepage3.nifty.com/gotu_web/variety/comic/tree/tree01.htm

 シェル・シルヴァスタイン作、リンゴの木と少年の寓話。普通に味わい深いいい絵本なのだけど、この日本語訳のページを人気?声優のゴトゥーザ様後藤邑子が作っていたことにちょっとびっくり。サイトの他のコンテンツも面白いし。特にバイク合宿マンガとか。

http://homepage3.nifty.com/gotu_web/variety/comic/comic.htm

はてな曰く

趣味であるイラストはプロ並で、サイトで公開しているWEB漫画『ヨロシク・トゥモロー』は必見。本当に声優のサイトなのかと疑いたくなるのは仕様。

とのことだが、まさにそう思いました。

[ネタ] ガンダム宇宙に立つ!

March 2nd, 2007

 誰もがネタゲーだと思いつつ、いつの間にかPS3の看板ソフト的な扱い(ハードとのバンドルが販売されたり)になっていた、『ガンダム無双』がついに発売に。マスターガンダムやヒゲガンダムも登場し、「PS2なら買ってたかも」という声が絶えないこの話題作。個人的には、宇宙ステージをあの無双システムでどう表現するかが気になっていたのだけど。

 宇宙空間でジャンプして宇宙空間に着地するゲルググ。放物線を描いて宇宙空間に倒れるジム。球状ではなく円上に広がっていく衝撃波のエフェクト。いや、まさかここまで徹底して「無双」だとは思わなかった。
 むしろ一度HD画面での実機デモを見てみたいものだ。あと『ガンダム無双・猛将伝』や『ガンダム無双・エンパイアーズ』にも期待。

[本] マルコム・グラッドウェル『ティッピング・ポイント』

February 18th, 2007

 ある商品やサービスが急激にヒットし、他に競合があるにも関わらず市場を席巻する、という現象をしばしば目にすることがある。例えばiPodはまさにそうだったし、最近だとNintendo DS人気がPS2市場さえも食い尽くし兼ねないほどに広がっている。あるいはYouTubeがいかに短期間で今の地位を築いたか、思い出してみるのもいいだろう。そうした、形勢が一気に「傾く」現象はそれほど珍しいことではなく、むしろネットで情報伝達が早くなったためか、近年ますます増えつつあるように思う。
 そんな爆発的ブームを理由づけて説明しようとしたビジネス書、『ティッピング・ポイント』。何年か前に米国でベストセラーとなり、今でもそこそこ支持されている本らしい(2007年2月現在でも本家 Amazon.com で書籍37位) 。ハッシュパピーやセサミ・ストリートなど実在の成功例を元に、どのような条件が揃えば劇的にヒットするのか、という仮説を打ち立てた野心的な内容。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
マルコム グラッドウェル Malcolm Gladwell 高橋 啓

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おすすめ平均 star
starあなたの人生を変える本だから
star違う発想の視点を得る絶好のネタ
star本当に愛せる人には限界がある(らしい)

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 要するにヒットが生まれるメカニズムの考察なのだけど、よくある低俗ビジネス書みたいに「こうすれば売り上げが10倍に!」とかいう怪しげなHow-To本ではなく、あくまで実例とそれに対する仮説を積み上げに徹しており、なかなか好感が持てる。仮説、といっても科学的に検証できる類のものとは思えないが、それでも爆発的ブームという現象自体は実在するわけで、百匹目の猿現象みたいなデタラメよりは遙かに信憑性がある。割れ窓理論スタンフォード監獄実験などが出てくるのも個人的にちょっと嬉しい。やや例が長くて冗漫な部分もあるけど、ブームに対する考え方の足がかりを得る本として、読む価値はあると思う。(★★★★)

Tipping Point - Wikipedia

Tipping Point - Net Version
 よくまとまっている要約。これだけ読めば大体分かるかも。
http://radio.weblogs.com/0107127/stories/2003/01/01/tippingPointNetVersion.html