復帰。
ようやく遂に、やっとのことで、ネット開通。
引っ越しして一月と少し。今日に至るまでブロードバンドのブの字も無い環境で過ごすことになるとは、思いもよらなかった。おかげで随分と長い間、現実世界に引きこもってしまった。
このネット時代のご時世、ブロードバンド回線はもはや第二のライフラインと言っても過言ではない。それ無しで暮らすことは、例えればガス無しで生活することにも等しい(どちらかと言えば、ガスが無い方がまだ文化的生活に耐えうる)。特に僕のような、今日の天気から英単語一つに至るまでネットに調べていたネット・ジャンキーにとっては、冗談ではなく日常生活レベルで不便を強いられていた(空模様を見るためにカーテンを開けたり、英単語を調べるために辞書をひっぱり出してきたり、等々)。
だが、そんな生活も今日で終わりだ。これからは現実世界を離れて、手元の数台のPCだけでほとんどの行動が完結する、そんな日々が始まるだろう。これこそ現代における、健康で文化的な最低限度の生活というものだ。