Archive for January, 2008


[メモ] Flu Wiki

Monday, January 28th, 2008

 鳥インフルエンザの各国の状況が週毎・日毎にざっくりとまとまっており、とても便利。
 徐々にニュースの内容が悪化しているような気がするけど、今年の冬は無事に乗り切れるのだろうか。

[ゲーム] “BioShock”

Sunday, January 27th, 2008

 2007年最高のゲームの一つと名高い海外FPS、”BioShock”。日本のXbox360版は来月だが、一足早くPC版でプレイしてみる。

 海底都市が舞台のFPS、ぐらいの予備知識しか持たずに始めたけど、これはすごい。とにもかくにも、そのレトロでスチームパンクな世界観が素晴らしく、他に類を見ない独特の雰囲気を醸し出している。システム的にも、通常武器の他に超能力による攻撃や遺伝子強化(スロット制)、金を貯めて武器を買ったりアイテムを合成したりと、変にオリジナリティのある(しかし世界観にマッチした)要素が満載。昨今のFPSはもう大体パターン化されてきた感があったが、”Bioshock”は見事にそれらのステレオタイプから一線を画している。
 ただし、難点が無いわけではない。ゲームの長さに比べて敵のバリエーションは明らかに少なく、戦闘は単調になりがちだった。ギミックが出尽くした後半は展開にも映像的にも目新しさが少なく、飽きがちだった点は否めない。あと、ゲーム全編を通じて世界観がほぼ完璧に統一されているのに、ラスボスだけそこから浮いたビジュアルなのはちょっとどうかと思った。
 とは言え、”Halo 3″や”Orange Box”と並べても遜色ないぐらいの出来なのは間違いない。シングルプレイ限定ではあるが、FPSファンならプレイしておくべき作品だろう。

"Bioshock"

[ゲーム] “Portal”

Tuesday, January 8th, 2008

 VALVEの最新作セット “The Orange Box” の一つ、“Portal” を。
 ”Half-Life 2″ ではアイテムを引き寄せたりする重力銃が追加されたが、今回は壁や床に二つのポータルを設置する新兵器が登場。その二つのポータル間をどこでもドアのように行き来できるという、とんでもないシステムになっている。重力銃のときはたいした使い道が無かったが、今回のポータル銃は移動手段そのものに関わるため、FPS としてのプレイスタイルを覆すようなインパクトがある。いや、正直こんなに異色のゲームになるとは思わなかった。エンジンはほとんど “Half-Life 2″ のままに見えるのに。
 主人公はある研究所の被検体で、ポータルを頼りに各ステージの脱出方法を探るという、アブストラクトなパズルゲーム。と油断していたら、終盤はいかにも “Half-Life” 的な方向に展開し、短編ながらシングルプレイとしての満足度も十分。この一作で終わらせるのはあまりに惜しいギミックなので、ぜひとも “Half-Life” 本編に取り込んでほしいところ。(”Episode Two” でそれらしい伏線があるので、ひょっとして次回作で?)

"Portal"