[映画] 『夢駆ける馬ドリーマー』
Sunday, August 26th, 2007 ドリームワークスのファミリー向け映画、『夢駆ける馬ドリーマー』を。ダコタ・ファニング主演という点が最大のセールスポイントな、競走馬育成物語。ドリームワークス・ブランドも大作ばかりではなく、こういう中堅どころの作品も結構リリースしているようだ。
さすがはドリームワークス、キャストはいいところ揃いで、作品全体のクオリティも高い。しかし、おそらくファミリー向けだからだろう、ストーリーは完璧にお約束通り。良く言えば安心して観ていられるが、悪く言えば何の毒もサプライズも無い。僕も、ダコタ・ファニングやデイヴィッド・モース、それにカート・ラッセルが出ていなければ、きっと観なかっただろう
ただ、馬の種付け料が二十万ドルとか、レースに出るために登録料等々で十万ドル以上必要といった、競馬界の金銭感覚がうかがえる部分はちょっと興味深い。予定調和的なストーリー展開とは言え、ラストのレースも十分に盛り上がるシーンだった。まあ普通に良くできた中堅どころの映画と言っていいと思う。